歌姫

あのひとを愛していた
この旋律と同じくらい
張り詰めて途切れてしまった音階

綺麗な声が自慢だった
秘めた想いを同じくらい
いつかあのひとが褒めてくれたから

誰も居ないホール
大丈夫よもう慣れたわ

何処かで聴いていて
あなたの代わりに
あたしが愛したメロディーすべてを