君より少しだけ早く 足を踏み出して その小さな歩幅の為 速度を緩めることもせずに 必死で追いつこうとする姿 見えていた筈なのに 過ちひとつでアウト 君を奪われて 最後に残ったのは 22cmの足跡 白いラインが眩しかった夏の終わり